菊水ホールディングス株式会社

CROSS TALK

開発職クロストーク

菊水のものづくりに対する
こだわりとは

開発者クロストーク写真

当社新製品の開発は、ハードウェア(回路設計)・ソフトウェア(ファームウェア・アプリケーション)・機構(筐体設計)がチームを組んで進めていきます。今回、新製品開発の中心として活躍している中堅技術者3名に、それぞれが考える「ものづくりに対するこだわり」を話していただきました。

Y.I

ソフトウェア設計開発 Y.I

S.M

機構デザイン S.M

S.K

ハードウェア設計開発 S.K

皆さんの仕事に対するこだわりは?

直感的に使いやすいこと

ユーザーにとって直感的に使いやすいことにこだわっています。グラフィックは1番初めにユーザの目に付くポイントだと思います。最近の製品は多機能で複雑な動きになってきているので、取扱説明書のページ数が増えてきており、いかに操作性を良くするか、表示を分かりやすくするかに力を入れています。ユーザーを訪問してヒアリングを行うこともあり、ユーザーの声をそのまま受け止めるのではなく、その本質を探し出すことを心掛けています。

長く使ってもらえること

私は、ユーザーに長く使ってもらえる商品を作ることにこだわりを持っています。設計するうえでは、設計どおりの動作とならない点について、原因を明らかにするための実験を行い、わからない部分が無いように気を付けています。特にノイズについては入社当時からよく聞いている内容なので、シミュレーションなどで確かな設計にするよう努力しています。段々と高くなっていく市場の要求に答え続けることで、ユーザーには長く使ってもらえる製品になっていくと思っています。

安全性と外観

安全性と外観にはこだわりを持って設計していますね。菊水製品は高電圧を発生させる装置が多いです。高電圧は誤った扱いをすると大怪我に繋がる恐れがあります。そのため、ユーザーが安心して使えるように誤った扱いが出来ない、誤った扱いをしても安全となるような構造を心がけています。外観に関しては、特に前面パネルにこだわっています。どんな製品でも箱から出した瞬間から目にすることになるのが製品の筐体ですが、一目見て菊水の製品とわかるようなデザインを追求しています。

三人が考える、菊水のものづくりとは?

常にユーザーの事を考える

菊水のものづくりに対するこだわりとは、ユーザー視点に立つことですよね。製品はユーザーあってのもので、開発者の自己満足ではいけない。

ボタンの配置とグラフィックは連動しないといけないですよね。インターフェースなどソフト的な使いやすさもありますが、機構もボタンの配置など、ユーザーにとって使いやすいようにと考えています。

競合に負けないことよりも、市場の要求に応えることが大事だと感じています。お客様の要望を聞いて製品を開発していきますが、最近開発した製品はこれまで市場に無かった製品で、お客様にも満足していただける商品になったと思います。

社会と共に進化する

開発者が直接ユーザー訪問を行って、お客様の要望を聞ける機会がありますよね。今は実現できないものでも次の製品開発に活かせるので、非常に良い経験をしています。製品は一人で作れるものではないので、今日は自分の知らないところでハードや機構が力を入れていることがわかって良かったです。

自分自身も良い製品を作りたいと思っていますが、一緒に開発していく同僚からも同じ気持ちを感じると嬉しくなりますよね。

そうですね。会社のビジョンとして掲げている「社会と共に進化する」という言葉どおり、これからも一緒にがんばっていきましょう。