菊水ホールディングス株式会社

THOUGHTS お客様が求める製品を自分の得意な形で作り上げたい

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製品開発

T.K

2021年/ソフトウェア開発

Profile

2021年入社 ソフトウェア開発部署に配属。開発職として活躍している彼に、入社理由から入社してから、やりがいまでをインタビューしてみました。

 

入社を決めた理由を教えて下さい。

菊水電子の製品の魅力と70年以上続くものづくりの歴史です。
就職活動時から、エレクトロニクス関連、とりわけ、電源に関連する分野で働きたいと思っていたため、直流電源や交流電源といった電源製品を取り扱う会社を検討していました。

その中でも、菊水電子工業は、業界の中でもニッチな製品が多く、興味を惹かれました。70年を超える社歴を見ると、その時代に沿った電源や計測器を開発・発売していることに気づき、ものづくりを支える「電源」という分野にますます興味が湧いたため入社を決めました。

現在の仕事内容を教えてください。

現在、ソフトウェア開発二課で担当しているのは、組込み向け製品に搭載されるマイクロコントローラーという、リアルタイム性を要求されるソフトウェアの設計と開発を担当しています。もっとも、プラグラミングの前段階として、「マイクロコントローラーとハードウェアの配線が正しいか」、「ソフトウェア的に制御できる接続になっているのか」などハードウェアに関する設計の確認も行うので、ソフトウェア開発とはいえハードウェアの知識も必要になる仕事なので、日々勉強することが多く忙しい仕事です(笑)。

仕事のやりがいを感じたのはいつ、どんな出来事でしたか?

私が以前担当していた製品のひとつで、海外の取引先で評価を行い、いくつかの製品に対する要求をお客様からもらうことがありました。しかし、私のもとに届く情報は担当者がヒアリングしたものだけだったため、どうしてその機能を追加したいのか、開発することによってどのような利点が生まれるのかといった背景が見えない状態でした。

ソフトウェア開発者としては、開発するにあたっての背景を知り、考察を重ねることで良いソフトウェアができるものだと考えています。そのため、お客様が抱える困りごとを調査し、考察を繰り返してソフトウェアを開発完了までプロジェクトの全体像を把握しながら一貫した業務をやり遂げたときに、「これが仕事のやりがいってものか」と気づくことができました。

また、自分の担当する業務を一緒に働く同僚や上司と情報共有・進捗度を共有することでプロジェクトを円滑に進行することができるという点に気づくことができ、仕事を通じて自分自身の成長も実感することができました。

社内の人間環境はどうですか?

技術系な人たちは、自分も含め、個人プレーの人は声をかけにくい雰囲気を想定していたのですが、実際の社内環境はそんなことはまったく無く、仕事での質問や相談はもちろん、他愛のない話もしっかり対応してくれる方がたくさんいて話しやすいと感じています。

同じ部署内だけではなく、他部署とのつながりも強く、隔たりがないためとても働きやすいと感じています。例えば、他部署であるハードウェアの動作でわからないことがあるときには、担当の方に直接聞きに行って解決できるのでとても働きやすいと感じています。

最後に学生へのメッセージをお願い致します。

ここ数年前から就職活動がオンライン上で行われることが圧倒的に増えたと思います。学生のみなさんにとっては大きな利点と言えるかもしれません。ですが、企業の風土や職場の雰囲気はやはりオンラインだけでは伝わりにくいのではないかと思います。なので、インターンシップや社内見学などに積極的に参加していただいて、職場の雰囲気を実際に感じてみるのが一番かと思います!